TSUKUBA TOMMOROW LABO

FEATURES2020.01.30

『アブウド採らず』(祭囃子×しっぽ取り×玉入れ)ご当地スポーツ紹介④

2月2日に体験できるのは、つくば産のご当地スポーツ3種だけではありません!「ご当地ゆるスポーツアワード2019」でグランプリを受賞した、富山県南砺市利賀村のご当地スポーツ「アブウド採らず」も出展します!

 

「アブウド採らず」は、山深い利賀村の春の風物詩「山菜採り」を伝統的な祭囃子のリズムに乗って行う競技です。

内野(しっぽ取り)の人は、祭囃子のリズムに乗って一歩ずつ移動しながら相手のウド(山菜)を取り合いますが、「そーれ!」という掛け声に合わせて動きを止め、両手をあげて一緒に「そーれ!」と叫ばなければなりません。外野(玉入れ)の人は、「そーれ!」と叫びながらオロロ(ボール)を投げ入れます。

 

利賀村では春に生えるウド(山菜)を採り、天ぷらなどにして食べます。また、村にはアブ(虫)が生息しており、利賀の言葉で「オロロ」と呼ばれています。オロロに刺されると非常に強い痛みを伴って腫れ上がるため、害虫とされていますが、そんなアブをモチーフとしたゆるキャラが利賀村にはいるのです。その名は「オロロくん」!

 

「アブウド採らず」は、江戸時代から続く春祭りの祭囃子、山菜、そしてオロロという利賀村の風景を詰め込んだスポーツなのです。

 

当日は、開発メンバーである慶應義塾大学商学部牛島ゼミの unispoプロジェクトと利賀プロジェクトの皆さんもつくばに来訪し、国内でも始まったばかりの「ご当地スポーツ」の楽しさや魅力を競技体験を通じてお伝えいただきます。敵味方関係なくみんなが一体となる「そーれ!」の楽しさをぜひ体感してください!

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