FEATURES2020.01.27
『ペタウェイ』(セグウェイ+元素記号ボール)つくば産!ご当地スポーツ紹介①
前回のレポートを書いてくれたチームメンバー板谷隼さんにお話を伺いました。
(第2回アイデアソンの様子)
-チームについて教えてください!
まずは「セグウェイ」をキーワードにスポーツをつくろうと集まったのがこのチームです。筑波大院生でサッカー経験者のぼくと、セグウェイの使い手である大久保さんを中心にしています。
高エネルギー加速器研究機構の広報をされている高橋将太さんはチームで唯一サイエンスの要素を持つサイエンス担当です!元素マスターです(笑)中川さんや、第2回のアイデアソンから参加してくれた島田由美子さんなどが主要メンバーです。
(第1回の様子)
-大学院生から研究所関連の方までさまざまなつくば市民の方がいらっしゃるんですね
その中でも、中川さんはお父さん、島田さんはお母さんだと思っています(笑)
お父さんはこだわりポイントがあり、お母さんと話が進んでいきます。具体的な競技のルール案を出してくれてスポーツになっていっています。主要メンバーみんながスポーツ経験者というのは強みだったのかもしれないけれど、みんなで楽しめるスポーツを考える上では、スポーツが苦手だったり嫌いだったりするひとの気持ちがわからないのでは…という懸念もあります。
-そんなメンバーでつくった「ペタウェイ」はどんな競技なんですか?
セグウェイに向かって「元素ボール」を博士たち(白衣を着たプレイヤー)が投げつけ、くっついた元素をとり、元素を組み合わせてたくさん物質をつくったチームが勝ちというルールです。ボールにはH(水素)C(炭素)O(酸素)S(硫黄)の4種を予定しています。サイエンス担当の高橋さんはものすごくこだわって、硫酸を作ろうとしていました。Sがあれば硫酸(「H2SO4」)がつくれるのに…と何度も言っていましたが、ゲームが複雑になりそうなのでSについては考え中です。
「ペタっ」とくっつく仕組みをつくるのがむずかしく、かごにすればいいじゃん!となり、「かごウェイ」になりかけたことがペタウェイの危機でした(笑)ペタっとくっつく道具が見つかったのでよかったです。あとから、ペタは1000兆の単位を表す(1000がキロ、100万がメガ、10億がギガ、1兆がテラ)ことに気づき、絶対「ペタウェイ」にしたくて。元素を1000兆くっつけましょう!
-今困っていることはありますか?
セグウェイを借りられず、グループでリハーサルができていないのがうちのチームです。本番までに調整します!(※1月23日現在)
-当日はどんな風にたのしんでもらいたいですか?
つくば市民とはいえ、セグウェイを見かけることや触れる機会は少ないと思います。せっかく公道でも乗れるまちなんだから、もっと身近に感じてもらいたい。当日はセグウェイインストラクターがいるので、ペタウェイライダーになれるチャンスもあるかもしれません! 元素記号をぶつけるドクターは白衣を着用します。サイエンティストとペタウェイライダーの融合を楽しんでほしいです!